資料を保存し長く活用する事について、表舞台から消えたり、散逸したコンテンツを再度よみがえらせていく事について、図書館の共同事業化という事について、など「多摩デポ」の事業とこの会に集まってこられる方々にとって、直接的間接的に知恵を授けていただける各分野の先行者の方々にお話をうかがう学習会です。 会員でない方もご参加いただけます。
多摩デポ講座や総会の記念講演の貴重な内容を、広めるためにブックレットを刊行しています。
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この事業は、多摩地域の市町村立図書館で、書架に余裕がなく“複本があるため除籍する資料” または“寄贈を受けたがすでに所蔵しているため受入しない資料”のうち、各図書館で“基本図書と思われるため、市民リサイクルに出すより図書館資料として再活用させたい資料”を、それを必要としている公共図書館・学校図書館等を探し出し、譲渡の仲介を行うものです。
資料価値と保存スペースの間で困っている図書館と、資料費減の悩みをかかえていたり入手困難な資料の収集をしたい図書館の間をつなぎ、多摩地域の市町村立図書館をバックアップすることを目的としています。
※ 多摩地域で引取希望がない資料については、他県の図書館や類縁機関等への里親呼びかけを行う場合があります。
こんな仕組みで、行われます。
案内チラシ・解説図はこちらからダウンロードできます。
申込書はこちらからダウンロードできます。
※ご利用いただけるのは、多摩地域の市町村立図書館のみです。
東日本大震災で壊滅的打撃を受けた岩手県陸前高田市立図書館の被災資料の救出活動に、多摩デポとして参加しました。経過は、『多摩デポ通信』第22、23、29号に関連記事があります。その一部は東京都立図書館で修復作業が行われました。作業の詳細な手順や陸前高田に返還された様子が動画で見られます。
2011年6月から現地と東京での図書のガラス片除去『多摩デポ通信』関連記事中澤和男 第19号 6-7P(2011年7月) 第20号 2-3P(2011年10月)
自治体の依頼により、都内図書館横断検索システムを利用しての多摩地域内の所蔵重複調査実績:日野市、立川市、東大和市、西東京市 多摩デポは、TAMALAS
の検索確率を上げ、希少本確認作業をより確実なものにするために、ISBN が蔵書データに未入力になっている図書のISBN を機械的に推定し、遡及入力を促進する事業を始めています。昨年度から府中市立図書館のご協力を得て、同館の地域資料について作業を実施、機械的推定結果を人力で検索し直し、ISBN
が正しく推定されたか検証を行い、結果をお伝えしました。府中市の第2 弾の作業を行うにあたり、一緒にやってくれる方を募集します(今後さらに、機械的推定の精度を上げ、府中市以外の図書館蔵書のISBN
遡及入力を促していく予定です)。作業期間:10月16日(月)〜11月18日(土)募集期間 :2023年10月9日(月)までにお申し込みください。募集対象
原則として多摩デポ会員※目録の基礎知識、O PAC 検索の経験がある方※Excel での作業が可能な方※会員外で本事業に関心のある方で、ボランティアを希望する方はご相談ください。募集人数
: 10数名ボランティア内容の詳細は、こちらのから。 2007〜2008年に東京都市町村立図書館長協議会に設置された、旧都立図書館除籍再活用資料のうち館長協議会預かりとなっていた5万冊の重複調査と仕分け作業
にボランティアを派遣 11月20日に多摩デポでは全国公共図書館協議会に対し、今回の『公立図書館における蔵書構成・管理に関する実態調査報告書』での全国調査の意義への賛意と謝意を表明し、追加調査の必要と、課題解決のための政策提言の要請を求め、以下のような要望書を送りました。 なお、経過については、をご覧ください。
多摩デポでは全公図に対し、今回の全国調査の意義への賛意と謝意を表明し、追加調査の必要と、課題解決のための政策提言の要請を求め、以下のような要望書を送る
都立多摩図書館で所蔵していた多摩地域の地域資料が処分されようとしています。関連する文書(PDF形式)は以下でご覧ください。 私たちは10月9日付で都立中央図書館長から市町村立図書館長に宛てられた文書において、都立多摩図書館が所蔵していた地域資料約9万点が処分されようとしていることを知りました。このことについて、私たちは大きな衝撃を受けるとともに危機感を感じています。 今回、対象となっている地域資料等は、一括で揃っていることに大きな意義があります。旧都立青梅図書館が行政郷土資料センターとして業務を開始以来、市町村図書館関係者及び発行者の協力を得て収集整理を進めてきたものであり、多摩地域にとって大切な地域資料です。それを分割し、引き取り手がない場合には、処分することになるのであれば、都民の貴重な財産が消滅することになり、多摩地域の都民への図書館サービスの格差助長にもつながりかねません。都立図書館で複数所蔵になっている資料であったとしても、災害等での損失を想定し、分散保存しておくことを考えるのが都立図書館の重要な責務です。 このようなことから、共同保存図書館・多摩では10月26日、都立図書館に対して、以下の3点について強く要望いたしました。(1)
地域資料という希少性が高く、地域を考える上で重要な資料を性急に処分しないこと。(2) 今回の処分を撤回し、対象となっている地域資料を一括して都立多摩図書館等に戻し、その収集、整理を継続しながら、都民が多摩地域で利用できるようにすること。(3)「『都立図書館改革の具体的方策』における相互貸借の促進と協力貸出の見直しについて(第二次まとめ)」で都立図書館自身が述べているように、都内公共図書館が、共同保存システムを含めた資料保存に対する方針を共に検討し、先人が残してくれた知的財産をだれもが、将来にわたって利用できるような仕組みづくりに速やかに着手すること。 今回の都立図書館の対応を、絶対に容認することはできません。これを解決するためには、資料保存の仕組みを考える必要があります。共同保存図書館はその有効な手段だと思います。今後も共同保存図書館の実現に向けた取り組みを行うと同時に、今回の地域資料を残す運動を続けていきます。皆様のご支援、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
2015年2月に経済産業省主催の「オープンデータ・ビジネス・コンペティション」に応募した。 このコンペは、行政機関や自治体が利用可能な形で公開中の「オープンデータ」を使って地域振興やビジネス創出に活用しようとする事業プランを募集、優秀作を表彰するというものである。33の応募があったが、多摩デポは最終10企画に残った。 3月3日に東京国際フォーラムで行われた最終プレゼンテーションに(株)カーリルの吉本代表と臨んだが、優秀作には選ばれなかった。図書館の事業がこのようなコンペに応募し審査を受けることは珍しく、図書館の活動を理解してもらう機会にもなり、今後に弾みをつけるイベントとなった。当日の説明資料はから
表彰式の詳細については一般財団法人日本情報経済社会推進協会HPをご覧ください。 トークショーに座間理事長が出演します。第16回 多摩デポ講座では、監督を講師にお招きしました。当時について調査経験のある方が参加されるなど、今回のリニューアルは、私たちにとっても楽しみにしていました。(上映時間102分、トークショー約45分)日時:2013年08月15日(木)
場所:千代田区立日比谷図書文化館定員:各回200人参加費:1500円出演者:早乙女勝元/松岡要/長塚京三/座間直壯/金高謙二申込期間:6月26日
10:00 〜8月15日 15:00 (満員でなければ、当日入場可能))詳しくは千代田区立日比谷図書文化館HP 111分科会 「広域図書館行政と図書館再生 県立図書館を中心とした共同保存の可能性」NPO法人共同保存図書館・多摩/三多摩図書館研究所(共同企画)日時:11月1日(土)(第2日目)午前9時00分〜午後5時30分場所:明治大学
駿河台キャンパス リバティタワー16階 1166号教室日本図書館協会のホームページもご覧ください。 申し込み受付もできます。大会テーマ 「図書館文化を明日の力に」
午前の部基調講演 「東京の50年の図書館実践を踏まえて」 東京学芸大学教授 山口源治郎報告@ 「調布市立図書館の活動から図書館運営の基本を考える」 三多摩図書館研究所 戸室幸治報告A 「『NPO法人共同保存図書館・多摩』が考えてきたこと」 NPO法人共同保存図書館・多摩 堀渡午後の部基調講演 「これからの県立図書館の役割と共同保存を考える」 元滋賀県立図書館長 梅沢幸平事例報告@ 「埼玉県域の公共図書館等における資料保存体制」 埼玉県立図書館
村中登 事例報告A 「『保存と共同的利用』をめざす富山県立図書館資料センターの活動」富山県立図書館 古澤尋三事例報告B 「岡山県立図書館の資料保存」 岡山県立図書館 岡長平
事例報告C 「あいちラストワン・プロジェクトについて」 愛知県立図書館 近藤彰住 2011年10月 共同保存図書館・多摩が中心になって、企画・運営をしました。2008年から2012年まで、毎年ポスターセッションに参加しました。